TMS(うつ病磁気刺激療法)についてのブログ

新宿ストレスクリニックで受けたTMS治療について

TMS13回目と診察、カウンセリング

 今日はTMSに加えて、医師の診察とカウンセリングを受けました。

TMSの前、医師に、先月10日以来、ずっと具合が悪いこと。ひどくイライラしたり、すぐにカッと腹を立てたり、そわそわしたり、情緒不安定なことを伝えました。

一方で、鬱々とした考えが浮かぶことも多いのですが、治療を始める前は何日も何日もその暗い考えに支配されて、ことある毎に思い出しては辛い思いをしていたのですが、最近は短時間でそうした考えから離れることが出来るようになったことも話しました。

医師によると、右脳への刺激(意欲の活性化)と、左脳への刺激(思考のスイッチの切り替え)のバランスがうまくないのかもしれない、とのことでした。

右脳への刺激が多いために、何かをしなければならないのに何かが分からない=結果そわそわしたり落ち着かなくなったりイライラしたりしてしまう。可能性がある。その一方で左脳への刺激はうまくいっているので、悪い事をあまり長い時間考えなくなった。

つまり、全く効いていない、というわけではないのではないか。というのが医師の見解でした。

私や家族など、毎日見ている人からすると分からない程度の変化ですが、TMSを受けたことは悪くなかったのではないかと。

これは翌日受診した、昭和医大の精神科の医師からも言われました。

全く効いていないのではないか。自分は良くなることは無いのではないか。そんな事を思って絶望感を感じていた私には、少しでも効いているのではないかという精神科医の言葉は大きな救いになりました。

私の現状から、左右のTMSの当てる時間の割合が少し変わることになりました。

右脳13分、左脳6分。

どうなるのかはわかりません。少しでも良い方に行ってくれることを望みます。

 

それからTMSを受けました。前回の技師が下手で、受けている時間が非常に苦痛だっため、その人には担当して欲しくない旨を医師に伝えていたので、今回はスムーズに受けられました。

 

それから、カウンセリングを受けました。

過去の話。辛かったこと。

TMSはそれだけで良くなる魔法のような治療法ではなく、薬物療法やカウンセリングと合わせてやることで良い効果が期待できる、と本にあったので、ここでのカウンセリングも徹底して利用しようと思い、うつ病と直接関係しているか分からないけれど、自分が子供の頃からずっと苦しんできたことなど、カウンセラーに話したいことをすべて話しました。

カウンセラーは私に発達障害の疑いがあるといい、それを調べるためのテストを勧めました。

発達障害うつ病の原因である、という話ではなく、発達障害による辛い体験を、今後繰り返さないよう、これから生きていく上で自分の苦手なことを把握して、うまく行動していくために、仮に障害があるとすれば、それを知っておくことは悪くないのではないか、との話でした。

しかし、この話を昭和医大の医師にすると、(昭和医大には発達障害研究所があり、私の担当医はこの研究もしている人です)私が仮に発達障害であったとしても極軽度だと思う、またそのようなテストを受けなくても、カウンセリングによるアドバイス(ケア)はできるはず、との意見でした。

このことについては、次回カウンセリング時に、またカウンセラーと相談してみようと思います。