TMS(うつ病磁気刺激療法)についてのブログ

新宿ストレスクリニックで受けたTMS治療について

TMS第二回と心理アセスメント

一日置いて二日後、二度目の治療です。

機械を当てる位置は一度目の時に測定して記録してあるので、2回目以降はレーザーポインタで記録した位置を示し、そこに水性ペンで印をつけるだけで済みます。

今回のTMS時はきちんと始まる前に耳栓を渡してもらいました。機械のある関係か、治療を受ける部屋は寒いので、ぶ厚い毛布をかけてくれます。

最初のときはあまり痛くなかったのですが、今回はかなり痛みを感じました。

その旨を訴えると、すぐに止めて弱く設定してくれました。

痛みの感じ方は体調にも左右されるそうで、寝不足だったり、疲れていたりでも、痛みを強く感じるそうです。

また、受けている間に痛みに慣れてくるので、途中でだんだん強くしてもらうこともできます。

2回目の治療が終わり、待合室に戻ると、今日は2回目なので臨床心理士との「心理アセスメント」というのを受けてもらうとのことでした。

心理アセスメントは、治療開始時と、30回受けた後の、2回あるそうです。そして、治療によってどのような変化があったか、どのような改善がみられたのかをみるためのものだそうです。

まず、4枚の紙からなる現状に関する設問に、はい、いいえ、や、1〜5までのどの段階に当てはまるかなどを答えていきます。

睡眠障害があるか、希死願望があるか、自己否定感はあるか、などです。

紙による回答が終わると、今度は臨床心理士に会い、質問に答えます。

この質問も、相手が紙に書いてある質問を読み上げ、こちらははいかいいえで答えるという簡単なもので、具体的な相談をするようなものではありませんでした。

記述していませんでしたが、担当医と担当臨床心理士は、決まった人です。基本的に最初に受けた人が、最後まで自分の担当になるようです。

そして、医師による診察と、臨床心理士によるカウンセリングは料金に含まれていて、自分の担当の人が空いているときに予約を入れれば、いつでも好きな時に診察やカウンセリングを受けることができるそうです。

 

TMSの治療自体は30分もかかりません。ただ、うつ病の人は外出をすること自体に大変な努力が必要な人も多いと思います。

私もそうです。なので、行くことに小さな楽しみを見つけると、少し通うことが楽になります。

私は受ける時間帯をお昼頃に設定して、お昼ごはんを小さなカフェで取り、美味しいコーヒーを飲む、ということを楽しみにしています。

また、ファッションやコスメが好きなので、帰りに新宿ルミネの中を通って帰り、洋服屋さんやコスメショップなどを、ちらちらと眺めながら帰るのも、小さな楽しみです。